上の子と一緒に撮るニューボーンフォト|兄弟がいる家庭の撮影のコツ

ニューボーンフォトというと、赤ちゃん一人の姿をメインに思い浮かべる方が多いかもしれません。でも、兄弟がいるご家庭にとっては「家族みんなで残す思い出」にしたいという想いも強いもの。特に「上の子との関係性」や「一緒に撮ってあげたい」という気持ちは、二人目・三人目のママにとってとても大切です。

この記事では、兄弟がいる家庭でニューボーンフォトを撮る際に、上の子との撮影をうまく進めるためのコツをまとめました。

目次

  • はじめに|「下の子ばかり…」にならないために
  • 上の子がいるときに起きやすい“撮影あるある”
  • 上の子と自然に撮るためのコツ
  • おすすめの構図&アイデア
  • 撮影を成功させるためのヒント
  • まとめ|“仲良し感”より“優しい空気感”を大切に

上の子がいるときに起きやすい“撮影あるある”

・赤ちゃんばかりに注目が集まって、上の子が拗ねる ・撮影に飽きてしまい、ふざけたり逃げたりする ・「抱っこさせたいけど、赤ちゃんが小さすぎて不安」 ・カメラを向けると変顔、ふざけたポーズ(笑)

上の子がまだ小さい場合は、撮影自体に協力的ではないことも多く、ママとしては「せっかくだから一緒に撮りたいのに…」と悩むことも。

でも、大丈夫。少しの工夫と準備で、自然で可愛い“兄弟写真”はちゃんと残せます!

上の子と自然に撮るためのコツ

1. まずは「上の子を主役」にしてあげる

赤ちゃんよりも先に、「今日はあなたが写真の主役だよ」と伝えてあげましょう。少しでも気持ちが満たされると、その後の赤ちゃんとの撮影にも前向きに参加してくれることが多いです。

2. 「お兄ちゃん/お姉ちゃんとしてお願いね」と頼る

「ママを手伝ってくれる?」と一言添えるだけで、子どもは張り切ります。「赤ちゃんの横に来てくれるだけで嬉しいな」など、軽い依頼が有効です。

3. 無理にポーズを取らせなくてOK

じーっと赤ちゃんを見つめているだけ、近くでおもちゃを触っているだけでも立派な“兄弟写真”。自然な姿をそのまま残す方が、あとで見返しても温かさが伝わります。

4. 抱っこは“寝かせた状態”が基本

赤ちゃんを上の子に抱っこさせたい場合は、布団やベッドなどに寝かせた状態で、その横に座ってもらうのが安心です。無理に抱き上げさせる必要はありません。

5. 撮影の“予告”をしておく

「今日は赤ちゃんと一緒に写真を撮るよ」と事前に伝えておくと、心の準備ができてスムーズです。サプライズより、心構えを与える方がうまくいきます。

おすすめの構図&アイデア

・並んでお昼寝風に撮影(赤ちゃんと上の子を横に寝かせる) ・赤ちゃんの足にそっと触れる構図(優しさが伝わる) ・じっと見つめているところを横から撮影 ・ぬいぐるみをそれぞれ持たせて“おそろい感”を演出

撮影を成功させるためのヒント

・ごきげんな時間(お昼前・おやつ前など)を選ぶ ・お気に入りのおやつや小さなプレゼントを準備しておく ・無理に全部を完璧に撮ろうとしない ・パパにも協力してもらい、赤ちゃんと上の子のケアを分担する

まとめ|“仲良し感”より“優しい空気感”を大切に

兄弟でぴったり寄り添った完璧な1枚でなくても大丈夫。

上の子がちょっと照れた顔をしていたり、赤ちゃんを見つめている何気ない瞬間が、後から見ると一番ぐっとくる一枚になったりします。

「ふたりが初めて出会った日」の記念として、自然体で、やさしい空気の写真を残してみてくださいね。