割れない!?シャボン玉を“手で持つ”感動体験|子どもが夢中になる不思議な遊び方

「シャボン玉って持てるの?」──その一瞬に、子どもは心を奪われる
ふわふわ浮かぶシャボン玉。
見ているだけでも楽しいけれど、「そっと手のひらに乗せて持てた!」という成功体験は、まるで魔法のような喜びになります。
実際、私たちの活動中でも「持ってみたい!」という声は多く、
一度でも成功すると、子どもたちは何度も挑戦し続けます。
しかもこれ、遊びながら集中力や繊細な動きのコントロールを自然と養える知育にもなるんです🫧
目次
- シャボン玉って“持てる”の?感動体験と子どもの反応
- シャボン玉の膜はなぜ割れる?しくみと対策
- 手で持つコツと準備アイテム
- 長く楽しめる!アレンジ遊び&撮影アイデア
- 親ができるサポートのポイント
- 《応用編》さらに楽しい!“持てた”あとの遊び2選
- まとめ|「持てた!」が心を育てる時間に
なぜ持てるの?シャボン玉の膜と割れる仕組み
シャボン玉は、「水」「界面活性剤(せっけん成分)」「空気」でできたとっても薄い膜。
割れる原因は主にこの3つ:
- 乾燥(=水分が蒸発する)
- 油分や汚れ(皮脂・ホコリ)と触れる
- 物理的な刺激(風・圧力)
つまり、手のひらが乾燥していたり、皮脂が多いと割れやすいんです。
でも条件を整えることで、シャボン玉は意外と持てるんですよ◎
実際に持つためのポイント&やり方
🌟準備するもの
- 濡れたタオル or ウェットティッシュ
- シャボン玉液(市販or手作りどちらでもOK)
- 安定して浮く環境(無風・木陰など)
💡成功するための3つのコツ
① 手のひらを“軽く湿らせる”
→ 水分があることで、シャボン玉の膜が急に崩れるのを防ぎます。
手全体をびしょびしょにする必要はありません。軽くでOK!
② 空中で浮遊したシャボン玉を、下からゆっくり受け止める
→ 飛ばした直後よりも、浮かんで落ちてくるタイミングの方が成功率UP。
風が強い日は難しいので、風のない朝や夕方がベスト。
③ 指先ではなく“手のひら全体”で広く支える
→ 接触面を広くすると、圧力が分散されて割れにくくなります。
実際に子どもたちが見せてくれた姿
「割れないように…」と、しゃがみこんで両手を出す子
「風で飛んじゃうから静かにして!」と弟に指示するお姉ちゃん(笑)
「帽子にのせられたよ〜!」と誇らしげに走ってくる子
——そのどれもが、ただの“遊び”を超えた真剣な時間でした。
子どもたちは、自分の体をどう動かせば成功するかを無意識に試行錯誤しています。
これは、集中力・微細運動・観察力・調整力すべてが詰まった体験です。
こんなアレンジも楽しい!
🎩 帽子・スプーン・落ち葉の上にのせてみよう
手のひらだけじゃなく、「何に乗せると長持ちするか?」という遊びも人気!
- 帽子(布地)
- 木の葉(濡れていると◎)
- アイススプーン(プラ製)
- ティッシュの上
→ 子どもが「研究者」っぽくなる瞬間が見られます!
📸 写真映えも抜群!映えるコツは…
- 逆光を狙う(膜が虹色に光る)
- 手をそっと差し出して背景をボカす
- 顔とシャボン玉の距離を取ってピントを合わせる
“シャボン玉を持つ我が子”の写真は、成長記録としても最高の一枚になります。
親ができるサポート
- 「できたね!」「すごい静かにしてた!」と過程を褒める
- 割れても「惜しいね!次いこう!」と失敗を肯定する
- 遊びを“手伝う”より“見守る”のが正解◎
《応用編》シャボン玉を“持てた”その先へ──もっと楽しい遊び方2選!
「手にシャボン玉を乗せられた!」「持てた〜!」
——それだけでも大興奮なのに、実は“その先”にもっと面白い遊びがあるんです。
ここでは、実際に子どもたちがチャレンジして大盛り上がりだった、
“手持ちシャボン玉”を使った応用技をご紹介します!
◆ 二つのシャボン玉を“くっつける”遊び|難易度★★☆☆☆
シャボン玉を左右の手に1つずつ持てたら、
今度はその2つをそ〜っと近づけてみてください。
すると…なんと!
2つのシャボン玉がくっついて、1つの大きなシャボン玉に!
これは子どもたちにとってまさに魔法のような瞬間。
「合体した!」
「おっきくなった!」と、歓声が上がります。
この遊びは、
- 小さいシャボン玉しか作れないときでもOK
- 繰り返せばどんどんサイズUP!
ちょっとした技術が必要ですが、夢中になってチャレンジする姿が見られますよ。
◆ シャボン玉を“バウンドさせる”遊び|難易度★★★★☆
これは少し上級者向けですが、
成功した時の感動は大きい!
【やり方】
① 手にシャボン玉を1つのせてキープ
② 空中を飛んでいる別のシャボン玉をそ〜っと近づけてみましょう
③ タイミングよく“そっと触れる”と、なんと シャボン玉が跳ね返ってバウンド!
これは実は、
- 膜がしっかりしていて
- 丸いシャボン玉同士じゃないと成功しない
という、かなり繊細な技。
力加減が難しくて、勢いが強すぎると2つがくっついてしまったり割れたりするのですが、
成功した時は、子どもも大人も「おおーーっ!」と拍手喝采。
兄弟でタイミングを合わせてやると、まさに息ぴったりの“実験あそび”になります。

まとめ|「持てた!」の達成感は、心を大きく育ててくれる
シャボン玉を持つ体験は、たった数秒の出来事かもしれません。
でもその中には、
- 観察する目
- 自分をコントロールする力
- 成功の喜び
- 遊びから学ぶ姿勢
そんな大切な“育ち”のヒントが、たっぷり詰まっています。
ぜひ今度のお出かけには、ちょっとシャボン玉液を多めに持っていって、
「持ってみようか!」と誘ってみてください🫧
そこには、想像以上にドラマチックな瞬間が待っているかもしれません。
みなさんがし泡せな時間を過ごせることができたら幸いです。